2021年4月に入社し、松山営業所所属の新入社員志賀です。今回は、私の上司が段取りを組んで完成させた現場と、実際にそこで使われた商品について紹介したいと思います。
写真①
まず、写真①が現場の全体像です。愛媛県砥部町のひろた・神の森という場所で、2018年7月に起こった西日本豪雨にて被災し、土砂崩れが起きました。そこで、2021年7月から斜面整地を始め、施工が行われていきました。
使用した商品は日本植生㈱様のキョウジンガーと、ハリシバモックです。写真①で奥側の急な斜面で使われているのがキョウジンガー、手前の比較的緩やかな場所で貼られているのがハリシバモックです。使い分けとしては、法面整地が行われた軟岩等がある斜面で使用するのが前者で、盛土がされている場所で使用されるのが後者となります。
写真で使われたキョウジンガーは530袋で3180㎡分、ハリシバモックは16袋で640㎡分とかなりの数が使われており、私と上司を含め松山営業所からは5人で3・4回ほど荷下ろしを行いました。
写真②
そして、先日施工が完了した後の現場に足を運んでみると、壮大な風景で迫力がありました。メーカーである日本植生㈱の営業担当者様も一緒に現場を視察したので、商品について現物を見ながら教えて頂きました。具体的には、写真②のキョウジンガーで多く見受けられる細い筒状の袋についてです。それらには植生に欠かすことのできない肥料やモルタル、乾燥剤が入っており、崩れてしまった斜面を再生させるために様々な工夫がされていることを知ることができ、とても勉強になりました。
以上の様に、メーカー、お客様と現場を作り上げたり、商品についての知識を深めたりするといった点に、面白みを感じることができる仕事だと実感しました。これからも更に知識を増やしていき、社会貢献していきたいと思います。
松山営業所 志賀 壮
(2022年1月)
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